カテゴリー「G.P.シネマ’50~’54」の9件の記事

2009/12/07

赤と黒 (デジタルリマスター版)

LE ROUGE ET LE NOIR
(1954→2009/フランス192min カラー:日本上映11月28日~Rouge_et_noir2009

1959年11月25日、36歳の若さで亡くなったフランスの俳優ジェラール・フィリップがジュリアン・ソレルを演じている。

フランスの作家スタンダール原作『赤と黒』をフランスで映画化されていることは、やはり感慨深い。監督はクロード・オータン=ララ。

ジェラール・フィリップ没後50年特別企画としてデジタルリマスター版で上映(銀座テアトルシネマ)。
しかも何処から出てきたのか?数分(7分)のシーンがプラスされ、以前DVD化されたものより数分長い。

映画館で見ることができるとは思ってもいなかったので、早速に行って来ました。

心なしか、画像だけではなく、音もクリアになっているような気がします。

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2006/06/16

しのび逢い(1954)

Monsieur RIPOIS (1954年 5月パリ公開 約100min
Repoi1撮影:1953年7月~10月

監督:ルネ・クレマン
原作:ルイ・エモン
脚本:ルネ・クレマン
    ヒュー・ミルズ
撮影:オズワルド・モリス
音楽:ロマン・ヴラド
出演
 ジェラール・フィリップ(アンドレ・リポア)
 ナターシャ・パリー(パトリシア)
 ヴァレリー・ホブソン(カトリーヌ/アンドレの妻)
 ジョアン・グリーンウッド(ノラ)
1954年 カンヌ国際映画祭 審査員特別賞(ルネ・クレマン)受賞

「禁じられた遊び」「太陽がいっぱい」の巨匠ルネ・クレマンが、ルイ・エモンの小説「リポア氏と復讐の女神」をロンドンを舞台にシニカルでコミカルなラブ・ストーリーとして映画化。

「しのび逢い」の題名は・・・この作品のイメージに合っていないような。英国では、「KNAVE OF HEARTS」。米国では、「LOVERS,HAPPY LOVERS!」。フランスと英国の題名が良いかな・・と思います。
以下 感想など。

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2006/01/15

赤と黒 1954年

Le Rouge et Le Noir 〈1954年フランス〉時間184min
撮影時期1954年3~6月 パリ公開1954年10月

akatokuro0011監督:クロード・オータン・ララ
原作:スタンダール
脚色・台詞:ジャン・オーランシュ
        ピエール・ボスト
撮影:ミシェル・ケルベ
美術:マックス・ドゥーイ
衣装:ロジーヌ・ドラマール
音楽:ルネ・クロエレック
出演
 ジェラール・フィリップ(ジュリアン・ソレル)
 ダニエル・ダリュー(ルイーズ:町長レナールの妻)
 アントネラ・ルアルディ(マチルド:モール侯爵令嬢)
 アントワーヌ・バルペトレ(ピラール神父:シェラン神父を信頼している)
 アンドレ・ブリュノ(シェラン神父:ジュリアンに教養、ラテン語を教授)

ナポレオンが失脚し、束の間の王政復興時代。下層階級のジュリアン・ソレルは、やむなく僧侶の道で出世を目指す・・・。
◇オータン・ララ氏がジュリアンは“ジェラール・フィリップ”にと切に願って制作した作品。フランスの作家の作品をフランスで映画化は、趣を感じてしまう。
私の評価 ★★★★★★★★★★
      (この作品、とっても好きなので★10としました。)

    以下 感想・物語(ネタバレ注意)など

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2006/01/07

狂熱の孤独 1953年

LES ORGUEILLEUX 〈1953年フランス=メキシコ〉時間99min
撮影時期 1953年4~7月  パリ公開1953年11月

kyounetu03-280監督:イヴ・アレグレ
原作:ジャン=ポール・サルトル
脚色:イヴ・アレグレ
    ジャン・オーランシュ
撮影:アレックス・フィリップス
音楽:ポール・ミスラキ
出演
 ジェラール・フィリップ(ジョルジュ:元医者)
 ミシェル・モルガン(ネリー:フランス人旅行者)
 カルロス・ロペス・モクテスマ(医者)
 ヴィクトル・マヌエル・メンドーサ(酒場・ホテルの主人ロドリーゴ
◇ ジャン=ポール・サルトルの《チフス》より、イヴ・アレグレが脚色・監督した作品。舞台はメキシコ!小さな漁村に流行病が発病する・・・。
私の評価 ★★★★★★★
       以下 物語(ネタバレ注意)・感想など

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2006/01/02

愛人ジュリエット

Juliette ou La Clef des Songes 〈フランス〉 
撮影時期(1950年7月~10月) パリ公開1951年5月 時間90min
juliette011-260監督:マルセル・カルネ
脚本:マルセル・カルネ
    ジャック・ヴィオ
原作:ジョルジュ・ヌヴー
撮影:アンリ・アルカン
音楽:ジョセフ・コスマ
美術:アレクサンドル・トローネル
出演
 ジェラール・フィリップ(ミシェル)
 シュザンヌ・クルーティエ(ジュリエット)
 イヴ・ローベル(アコーディオン弾き)
 ロジェ・コーシモン (城主)

◇日本語タイトルがこの作品に合っていない。原題はヌヴーの戯曲 『ジュリエット或いは夢の鍵』このタイトルをそのまま使った方が素敵と思う。
◇詩的リアリズムの巨匠と言われるマルセル・カルネ監督の作品。

     以下 物語ネタバレ注意・感想など 

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2005/12/28

花咲ける騎士道 1952年

Fanfan La Tulipe 〈1952年フランス=イタリア上映時間100min
撮影時期(1951年8~11月・12月~'52年1月) パリ公開1952年3月
fanfan111-350監督:クリスチャン=ジャック
脚本:ルネ・ウェレ/ルネ・ファレ
脚色:クリスチャン=ジャック
 アンリ・ジャンソン/ルネ・ファレ
撮影:クリスチャン・マトラ
美術:ロベール・ギー
音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス
 モーリス・ティリエ
出演
 ジェラール・フィリップ(ファンファン・ラ・チューリップ)
 ジーナ・ロロブリジーダ(アドリーヌ:募兵官の娘)
 ノエル・ロクヴェール(からいばりの軍曹)
 オリヴィエ・ユスノ(トランス:兵隊)
 マルセル・エラン(ルイ15世)
 ジュヌヴィエーヴ・パージュ(ポンパドゥール公爵夫人)
◇フランスの伝説上の英雄ファンファン・ラ・チューリップをゆかいな活劇・ロマンスで楽しさいっぱいに描いている作品(元はフランスの民謡だったらしい)
私の評価 ★★★★★★★★   
 昔、フランスという国があった!
から始まり、ここからしてチョットおしゃれでもあり、コミカルに感じる。フランス版のチャンバラ劇で、深く考えず、楽しく見られる作品。ジェジェがいきいきしていて、ファンファンを好演、また脇役の方々もみな好演している。楽しい作品と感じるので、★8とした。

    以下 物語ネタバレ注意・感想 続く

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2005/12/27

夜ごとの美女 1952年

Les Belles de Nuit 〈フランス〉
撮影:1952年4月~6月 上映時間 89min パリ公開1952年11月

yogoto25-36 監督・脚本:ルネ・クレール
脚色・台詞:ルネ・クレール
撮影:アルマン・ティラール
美術:レオン・バルザック
音楽:ジョルジュ・ヴァン=パリス
出演
 ジェラール・フィリップ(クロード:音楽教師)
 マルティーヌ・キャロル(エドメ:貴婦人)
 マガリ・ヴァンデゥイユ(シュザンヌ:修理工場の娘・貴族の淑女)
 ジーナ・ロロブリジーダ(カフェレジ係・アルジェリアの姫レイラ)
 レイモン・ビュシェール(ロジェ:クロードの友達)
 ジャン・パレデス(ポール:クロードの友達)
 ピエール・パロー(老紳士)
◇クロードはしがない音楽教師!でも夢の中では・・・ルネ・クレールの軽快ラブ?コメディー作品
私の評価 ★★★★★★★
前半から中盤までは、リズムの良い展開で楽しめる。後半に原始時代からさかのぼってくるあたりは、ちょっと間延びの感じも受けた。こどものころ見たときはもっと楽しかったイメージがあるので、やはり映画は、観る時の年齢や精神状態で印象が随分と異なると実感する。★7.5?と迷ったが7.0とした。
     以下 物語 感想など 続く

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2005/12/11

輪舞 La Ronde

300-comte La Ronde〈1950年フランス〉
監督:マックス・オフュルス
原作:アルトゥール・シュニッツラーの戯曲
脚本:ジャック・ナタンソン
       マックス・オフュルス
撮影:クリスチャン・マトラ
音楽:オスカル・ストロース
  :ルイ・デュクリュー
美術:ジャン・ドーボンヌ
時間 97min
私の評価 ★★★★★★★★★★
なかなか満点は付けられないのだが、’50年の制作で、映画としての出来に付けようと思った。(現代では、このようなムードの作品は作れないかも・・)ウィーンの恋を軽快なテンポで展開していき、脚本もおもしろいと思う。すごくオシャレ!に感じた作品。出演者もみなそれぞれに味がある。

◇進行役に紳士(アントン・ウォルブルック)が現れ、1900年のウィーンへ・・・。ワルツと共に恋の輪舞が始まる・・・。

          以下 物語 ネタばれ注意

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2005/11/29

七つの大罪(1952年)

300 LES 7PÉCHÉS CAPITAUX
(フランス/イタリア)   時間約140分
 聖書の七つの大罪をテーマに作ったオムニバス作品。狂言回しにジェラール・フィリップが扮している。最後に《第八の罪》として彼が話をするが、それがこの作品全体を締めている風に感じ、思わず『フフッ!』と笑ってしまう作品。

私の評価★★★★★★★
オムニバス作品なので一話が短く、飽きずに見させてくれた作品であり、狂言回しのジェラール・フィリップがなかなか良かった。・・・・以降ネタばれあり

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