カテゴリー「書 籍」の6件の記事

2009/07/05

“朗読者”  Der Vorleser

ベルンハルト・シュリンク【Bernhard Schlink】:著
松永 美穂:訳      新潮文庫

愛を読むひと”(映画)を鑑賞し、原作翻訳本を読んでみた・・・

一人称(ミヒャエル:Michael)で語られる物語。

15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちた。
「なにか朗読してよ、坊や!」ーーー
ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める・・・~
ハンナは突然失踪してしまう・・・~
二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落としていた。
                      -背表紙より抜粋-

さて、映画との比較をしてしまうと・・・(以下ネタバレ注意!)

本の方が、ハンナとミヒャエルの関係に親密さをより感じた
もっとも、書物の方が情景や心理を詳細に書き表せるので当然なのでしょうが・・

続きを読む "“朗読者”  Der Vorleser"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/01/10

“ハリー・ポッターと謎のプリンス” (書籍)

Photo “HARRY POTTER and The HalfーBlood Prince”

7月に最終巻(翻訳版)が出るまでに読まなくては! と
この正月に読みました。

初登場の方が少ないので上巻から読みやすかったです♪
このシリーズを読み始めてからかれこれ6~7年が経ちましょうか、
ようやく、完結すると思うと発売日が待ち遠しいです。

このシリーズとの出会いは、当時小学生の子がいたおかげと思っております。
“夏休みのおすすめ本”という配られた冊子に“ハリー・ポッターと賢者の石”あり、我が子と『“ハリー・ポッター”て何だろうね?』と言いながら、内容も全く知らずに読んだことがきっかけでした。

以下は、感想など徒然なるままに・・・(ネタバレ注意)

続きを読む "“ハリー・ポッターと謎のプリンス” (書籍)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/04

“カエサルの魔剣” L'ULTIMA LEGIONE

Last_legion_bookカエサルの魔剣」 文春文庫
著者:ヴァレリオ・マンフレディ
訳  :二宮 磬

映画「The Last Lagion」(出演:コリン・ファース、ベン・キングスレー)の原作。
日本上映情報が無いまま、USでは12月18日にDVDがリリース。UKでは来年2月リリースされるようです。いずれにせよ、海外DVD購入となれば、原作を読んでいた方がより理解できるかもと、読んでしまいました。

感想
西暦476年。ローマ帝国崩壊のころが舞台。歴史冒険物であり、構想が面白かった。
また、登場人物(アウレリアス/映画ではColin Firthが演じている)の謎ときもあり、波瀾万丈を楽しみながら読める作品。

そして、色恋沙汰の表現もある作品なのですが、全体的には歴史冒険ものであり、硬派な作品と思う。読んでいて、その“色恋沙汰部分”の表現が今一つ全体の作風に合っていないような表現に感じてしまった(笑)。 やけに、表現が辛辣というか、生々しいというか、小学生向きではないような表現に感じてしまった。物語の展開・構成は、大人向けというより、小高学年~中高生の方が楽しめる内容ではないかと思っていたので、余計にそう感じたのかも。(学生の方が、ローマ史を勉強中なので、よりその時の情勢を知っていて楽しめるかな?と思うわけです)

以降・・・ ネタバレ注意!

続きを読む "“カエサルの魔剣” L'ULTIMA LEGIONE"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/11/11

椿 姫 (新潮文庫)

La Dame aux Camelias(デュマ・フィス)
訳:新庄 嘉章  (新潮文庫 昭和25年/1950年12月4日 発行)Camille002

すっかり気に入ってしまったこの物語。
近所の古本屋さんで見つけ即購入。

今度は、新潮文庫です。私はこの新庄嘉章氏訳の方が言葉使いも解りやすく、とても読みやすかった。

何故にこんなに惹かれるのか?・・・
娼婦マルグリットと青年アルマンの悲恋。ただの恋愛小説ではなく、“当時の貴族社会風刺”や“愛情がもたらす心の動き”なども語りかけている作風に惹かれてしまいます。
心情を細やかに語ってくれていることが、より余韻を残してくれるのかもしれません。

物語の長さも、ほど良く、切ない恋物語を読みたいときには打って付けの書物。

続きを読む "椿 姫 (新潮文庫)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/11/01

椿 姫 (岩波文庫)

アレクサンドル・デュマ・フィス(1824~1895)作 【椿 姫】1848年(処女作)
Tubakihime01_001_2 フィス(息子)というのは、父デュマ(三銃士、モンテ・クリスト伯など)との区別のためである。彼は、父デュマとベルギー生まれのある裁縫女とのあいだに出来た私生児(のちに認知された)。この背景が後年の『私生児』という作品を生み、生涯を通じて常に正義の士として社会の偏見と邪悪に対して挑戦し、愛と人道を高唱してやまなかったモラリスト的情熱に目覚める要因だったのだろうというような事が書かれている。

この小説を発表した翌年、デュマ・フィスは五幕物の戯曲に脚色した。しかし当時のやかましい検閲制度などで上演が許されず、1852年に時の宰相ド・モルニー公の行為と父デュマの口添えにより、ヴォードヴィール座で上演され脚光を浴びた。
まもなく、このあたり舞台からオペラの台本が作られ、著名な『ラ・トラヴィアタ(椿姫)』(ヴェルディー)が生まれた。・・・(後書き部分“『椿姫』とその作者”参照)

オペラで著名な『椿姫』は、“娼婦のことらしい”くらいしか知らず、何となく『蝶々夫人』のイメージもあり、書籍を読もうとは思っていなかったのですが・・・、あるきっかけで、是非読んでみようと思い立ち文庫を購入。通りすがりのちょっとだけ大きな書店に、在庫があったのが岩波書店のものだけ。訳は吉村正一郎氏。何と!第一刷発行が1934年8月15日。どうりでかな使いといい古めかしい訳で読み辛い感じではありましたが、考えるにそもそも作品が19世紀の物ですから、この古めかしさもなかなかに味があります。

続きを読む "椿 姫 (岩波文庫)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/07/24

“丸暗記にサヨナラ”に惹かれて

観たい映画(DVD)がある!・・・
・・・でも、日本未公開!。
海外では、DVD制作されているが、
日本では発売されていない作品の多いこと!English01

コリン・ファースの出演作品を調べていて、痛感いたしました!

“英語が解るようになりたい!”と。
せめて、50%でも、字幕なしで理解できたらと。
でも~、今さら、生真面目に学習は出来ません。根性が有りません!(笑)
そこで目に付いたのが・・・
大西泰斗&ポール・マクベイの『ハートで感じる英文法

続きを読む "“丸暗記にサヨナラ”に惹かれて"

| | コメント (2) | トラックバック (0)