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2009/11/23

沈まぬ太陽

Sizumanu002沈まぬ太陽 (2009年日本 202min)
監督:若松節朗
脚本:西岡琢也
原作:山崎豊子
撮影:長沼六男
編集:新井孝夫
音楽:住友紀人
出演
渡辺  謙 (恩地 元/国民航空社員
三浦友和 (行天史郎/国民航空社員、エリートコースを進む
鈴木京香 (恩地りつ子/恩地 元の妻
松雪泰子 (三井美樹/国民航空の客室乗務員、行天と愛人関係
西村雅彦 (八馬忠次/国民航空取締役~海外ホテル事業“国航商事”会長へ
柴  俊夫 (堂本信介/国民航空労務対策役員~社長へ。事故発生後退陣
香川照之 (八木和夫/国民航空社員、国民航空労組書記長
加藤  剛 (利根川泰司/内閣総理大臣
小林念珠 (竹丸欽二郎/利根川内閣副総理
石坂浩二 (国見正之/元関西紡績会長・国民航空会長を就任

山崎豊子原作『沈まぬ太陽』の映画化。

1962年国民航空の労働組合委員長を努めていた“恩地元”(渡辺謙)は、副委員長“行天”とともに職場の改善と「空の安全」を掲げ、社に訴えていたが難航していた・・・しかしスト決行という切り札のもと要求を勝ち取るが、恩地は懲罰人事というべき路線航路も無いところへの海外赴任を命じられてしまう。9年もの海外勤務を終え日本に戻ってきても煙たがれる存在だった。
1985年、国民航空(NAL)35周年の式典が行われている最中、史上最悪の事故NALジャンボ機の墜落事故が発生。恩地は被害者のお世話係を命じられる。

私の評価 ★★★★★★★★ 8.0

出演俳優の確かな演技に支えられて、演出展開といい見応えのある作品でした。
フィクションということですが、ジャンボ機の墜落事故といい、つい現実にある航空会社との比較をしていまいがちです。
企業の体質や政治家がらみは、全くのフィクションだけではないような・・・少なからず有り得るかも~と考えてしまいました。
(モデルは元日本航空労働組合委員長・小倉寛太郎氏、東大法学部卒。)

恩地元の信念(心情)に基づき行動する姿は、立派です。
しかし、行天の行動も分からなくもない。ですが、ちょっとやりすぎ感はありますね。

非常に豪華な出演陣でした~
ほんとに終盤、チョットだけ東京地検の特捜検事役として上川隆也さんが出演されていました。

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コメント

MOROさん、こんにちは。
少し前に「沈まぬ太陽」観て頂きたいと、あつかましくも
お願いして申し訳ありませんでした。願い出た本人が、
3時間20分の上映時間にネをあげてしまいました。
(お尻が痛くて痛くて)頑張って最後まで観ましたが。
本当に豪華キャストで驚きでした。上川隆也さんなんか
えっこれだけ?ってくらい一言のセリフでしたね。
モデルとなった小倉さんは原作ができる前から社内では
有名でした。彼に対する処遇を見て、震え上った人も
少なからずいたと思います。でも仲間もいたので辞めよう
とは思わなかったんでしょう。ドル為替取引、ホテルの
買収金額(場所は違いますが)全て真実です。行天の
裏金つくりは??ですが。西村雅彦さんの役は該当する
人間は二人なのですが、かなり誇張されていたため、
原作が出版された時、抗議していました。片方の人には
会った事があるので、ちょっと違うかなあ、と思いました。
モデルのこの会社、いろいろ騒がれていますが、この
頃から有象無象の人間達に食い荒らされて来ていたんだなあ
とつくづく思います。年金等でお騒がせしていますが(私
も当事者です)仲間の中にはストレスでハゲができた者も
います。マスコミの報道は怖いですね。こんな話はここで
披露すべきでないのかもしれませんが、一人でも多く知って
いただきたくて・・・。長くなって申し訳ありません。

投稿: sarasen | 2009/11/24 16:36

sarasenさん、お久しぶりです。happy01
貴重なコメント、ありがとうございます。

山崎豊子さん原作ということで、興味深く拝見させていただいた作品でした。3時間越えでしたが時間を感じず観ていましたょ。

上川隆也さんは、ほんと『こんだけ~?』という感じでしたね。私は上川さんのファンでもあるのです~。

戦後日本復興の中、政界と財界(企業)はお互いの利益のためいろいろと画策してきたのは、このモデルの会社だけではなく、多かれ少なかれ大企業は“ほこり”が出るような気がします。“金と権力”が蔓延っていた時代という感じでしょうか~。
今はマスコミやインターネットやら言動がいっそう自由になり、汚職や賄賂などはよほど用意周到にしないと何処かで漏れ出すので、多少は歯止めが掛かっているのかしら・・?なんて思ってしまいます。

モデルの会社も経営破綻を生じた一因は、私利私欲のために行動した方たちがいたが為なのかも知れませんね。

感想にも書きましたが、山崎さんの作品は、フィクションと謳っていても少なからず有り得るかも~と思わせられるところが興味深いです。
では、また。

投稿: MORO | 2009/11/24 23:44

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