スラムドッグ$ミリオネア
SLUMDOG$MILLIONARE (2008年イギリス 120min)
監 督:ダニー・ボイル
制 作:クリスチャン・コルソン
脚 本:サイモン・ビューフォイ
撮 影:アンソニー・ドド・マントル
編 集:クリス・ディケンズ
美 術:マーク・ディクビー
衣 装:スティラット・アン・ラーラーブ
作 曲:A・R・ラフマーン
出 演
デーヴ・パテル (ジャマール・マリク)
マドゥル・ミッタル(サリーム・マリク/ジャマールの兄)
フリーダ・ピント (ラティカ)
アニール・カプル(プレーム・クマール/「クイズ$ミリオネア」MC
イルファーン・カーン(警部)
第81回アカデミー賞 8部門
作品賞・監督賞・脚色賞・撮影賞・編集賞・録音賞・作曲賞・主題歌賞・・受賞
最大のゲームショー「クイズ$ミリオネア」
残り一問で億万長者のチャンスをむかえた青年ジャマール、18歳。
未だかつて、ここまで勝ち残ったものはいない!
その日の収録が終わったところで、突然逮捕されるジャマール。
スラム育ちの彼がなぜ答えを知っていたのか?
尋問の中で、次第にその訳が明らかに・・・
そして、彼が「クイズ$ミリオネア」に挑戦する本当の理由が明らかに。
私の評価 ★★★★★★★★8.0
この作品は、主人公ジャマール自身の物語、
ジャマールの生い立ちをめぐることによるインド(ムンバイ)の現代史・社会状況、
スラム育ちなのに人気クイズ番組で勝ち残って行くため、その番組の司会者の葛藤など幾重にもストーリーが折り重なり出来ているようで、その点は見応えある作品。
ジャマールの生い立ちを描きながら、その中にクイズの答えがある方式をとる脚本が面白く、またインドの現実をさりげなく映し出していることも見事。
ただ・・・後半は単に純愛ものになってしまった印象で、前半のスピード感ある展開とは異なってしまったように感じている。
ラストの群舞は、さすがにインド映画を彷彿させられ、愛嬌のようなものでしょうか~。
“タージ・マハル”はとても好きな建築物の一つということもあり、そのシーンはとても楽しめました。
それにしても、親はなくとも子は育つというか・・・子どものたくましさには感心しきりです。が、・・・やはり、ムンバイの発展と共に、格差社会が形成されてしまっている現実社会の問題がさりげなく映し出されていて、いろいろ考えさせられる作品でもありました。
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